リースバックは、経済不況の煽りを受けた人たちの間で注目されている不動産サービスです。各社への問い合わせ件数は、一昨年よりも去年、去年よりも今年と着実に増加しており、利用者の数も年々増加しているもののまだまだ少ないのが現状です。背景には、自宅を売却すると言う高齢者ほど高いハードルがあり、売却したのに住み続けられると言うシステムを理解出来ても心から納得できない現実があります。実際にトラブルが発生しているケースも多く、利用者が盲目的に信用するには無理がある不動産サービスです。
トラブルとしては、自宅の買取額が適正額を大きく下回ったや高額な諸費用を請求されたなど数多くあり、家賃を急にあげられて払えないや自宅を勝手に第3者に売却したなど契約を継続し難い悪質なものも多く発生しているのが現状です。リースバックは、自宅を直接企業に買い取ってもらった上で賃貸物件として借りているので利用者の生活は企業理念の影響を色濃く受けてしまい、誇らしい企業理念を掲げていても遂行する意思が希薄では利用者は生活に窮してしまいます。リースバックは、比較的利用者に寄り添ったサービスに向かっていますが、企業によっては利益の追求を第一に考えている場合もあるので依頼先の選択が重要視されています。リースバックは、売買の瞬間の関係ではなく何十年も付き合っていく必要があるので、代替わりなどで対応が変わる様な企業では先行きが非常に不安です。
極力、大手を選ぶべきです。